外国人VISAビザ 大阪 行政書士ブログ マンション価格バブル期超え・・

皆様、こんにちは。

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「2021年に売り出された新築マンションの平均価格は、前年より2.9%高い6260万円で、1973年の調査開始以来、最高となった」とのニュースを目にしました。いやぁ率直に言って凄いですね!私のような庶民にはとても手が出せません。外国ではよく不動産価格が上昇し過ぎて大変だと言う話題を耳にしますが、いつの間にか日本でも同じような状態になってきてるような気がするのは私だけでしょうか。

価格下落の余地、見いだせず マンション戦略の行方㊥ | カナロコ by 神奈川新聞

この価格上昇の要因については、鉄骨やコンクリートなど資材価格の高騰、人手不足等人件費の上昇がよく例として挙げられます。それにプラスして、上記グラフを見ますと、マンション自体の供給量も要因のひとつとして考えられるのではないでしょうか。

しかしですね・・結果として需要があることが一番の要因であることは、間違いないと思われます。

では誰が買っているのか?

バブル期のような好景気でもなく、コロナ禍で経済状況は良いとは言えず、でも新築マンションの平均価格が最高値って違和感ありますよね。ここで共通するのが、高級外車、高級腕時計なんかも過去最高の売上なんですよね。

ここまでを総括すると、やはり富裕層に行きつきます。富裕層はコロナ禍でサービス消費が出来ず、余ったお金はモノ消費に流れます、更に余ったお金は資産運用に回され、世界中での金融緩和の恩恵もあり株価は上昇、資産効果も相まって、高くてもマンションが買えるということです。データを見ても家計資産は増えています。コロナ禍でも、さらに資産を増やしているということです。

それに比べて中低所得層はどうでしょう・・バブル崩壊後、賃金は上昇せず、租税負担は増すばかり、老後問題もあり積極的な消費は出来ず、ましてや、こんなに高いマンションなど手が出ないのが現状です。

これを格差社会と言わずして何を格差社会と言うのでしょうか。税や社会保障のあり方や、所得再分配等、喫緊の課題として取り組むことが、政府には求められていると私は思います。

最後に、このマンション価格の上昇を手助けしてしまっているのが日銀です。異次元の金融緩和政策で低金利が続いています。これが後押ししているわけです。すべてが歪みきっているようで、日本の先行きが心配な今日この頃です。

 

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