飲食店営業許可 大阪 行政書士ブログ 独身の日・・・

中国の独身の日の盛り上がりがすごいですね。

中国EC最大手の「アリババグループ」と中国直販EC最大手「京東集団」の取扱高は、2社合計で3732億元(日本円で5兆9712億円、1元16円換算)伸び率は前年実績比26.3%増。日本の小売業でいえば「セブン&アイ・ホールディングス」の2018年2月期連結売上高が6兆378億円。「アリババグループ」、「京東集団」の2社合算の取扱高は1日で「セブン&アイ・ホールディングス」の年間売上に匹敵する規模。

「アリババグループ」の取扱高は、過去最高となる2135億元(日本円で3兆4160億円、1元16円換算)を記録した。伸び率は前年実績比26.9%増。日本のEC市場で取扱高トップである「楽天」の2017年度(2017年1~12月期)国内EC流通総額は3兆3912億円。「独身の日」1日で「楽天」の取扱高を上回る取引が行われた計算になる。

スケールが違いすぎて言葉がみつかりません(笑)日本、大丈夫かな・・・。

少しだけ中国の影の部分にも触れておきましょう。中国では長年、一人っ子政策がとられてきました。そのつけが今、社会問題化しています。どこの国でも跡取り息子が欲しいのは同じ、無理してでも(中絶)男の子を産むなんてこともあったぐらい、一人しか子供を認められないのならと男の子を求める傾向が強まり、2015年末の時点で、中国の総人口において男性人口が70,414万人であるのに対し、女性人口が67,048万、簡単に計算すれば、総人口において男人口は女人口より3,388万も多くなっており、男女人口のバランスが完全に崩れていることが分かります。

上記で、総人口における男女人口の差は3388万人であったことを述べましたが、その際の男女人口比率は105対100で、100人の女性に対し男性が105人で、男が5人多いということになる。それに対して、例えば80年代出世の人口となると、男女比率はなんと136対100となり、100人の女性に対し男が136人もいることになります。そして、そのことの意味するところは要するに、80年代出生の中国人男性は、136人の中の36人が理論的には一生結婚できない、というわけです。(誰もが結婚し、離婚がないと仮定して)

人の人生、結婚がすべてではありません。しかし、国の政策により歪な男女比率が生まれて、結婚の機会が失われるのも悲しいですね。「独身の日」その裏には、今だけ独身と一生独身の2つの現実があるのです。

ちなみに今は、二人っ子政策をやってます。爆発的な人口増を抑えたけども、今度は日本と同じ逆ピラミッド型の人口構成になり、今後恐ろしい形で少子高齢化の波がやってくるので、慌てて政策の方針転換をしたというわけです。中国、大丈夫かな・・・。

 

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