深夜酒類提供飲食店営業 大阪 行政書士ブログ 原油価格・・

原油価格が急落しています。WTI原油先物76.88ドルの直近高値から、今現在54.40ドルまで・・。この1ヶ月半の出来事です。

自分もほぼ100%車移動ですし、運送会社の経営者としても原油価格の動向は気にしないわけにはいきません。運送会社に仕入れという概念はありませんが、燃料だけは別物で、これだけは仕入れコストのようなものとして大きく経営に影響を与えます。上昇すれば単純に利益を圧迫しますので、できれば上がらずにいて欲しいものです。

ここで少し原油価格について、私の見解を含めて見通しを考えてみたいと思います。

ここからの上昇ですが、相変わらず中東問題は解決できていませんし、おそらく良くはならないでしょう。(詳しく説明すると長くなるので省略します)足元の世界経済は鈍化傾向ですが、中期的にはまだ減速しても失速しないような状況です。需要があり、さらにOPECとロシアなどの協調減産も続きますし、原油価格が下がれば減産量も増やすでしょうから底堅くなるのかなと思われます。原油価格が下落すれば産油国の財政を圧迫し、オイルマネーの引き上げが起きれば世界経済にも影響を与えますから、OPECなどが調整をする・・中央銀行のような役割を果たすことも必要なのでしょう。

しかし、2030年にはガソリン車の販売禁止なんてことを掲げている国も出てきてますし、シェールオイルの開発や、さらに技術革新などにより今まで掘れなかった所まで開発ができるようになれば需要は無くなり、供給が増え長期的には下落圧力がかかりやすくなるとも考えられます。近い将来、ガソリン車って何?みたいな時代が来るのは間違いありません。昔、石炭がそうであったように・・。だからこそサウジアラビアなどは原油依存からの脱却をするためあらゆる構造改革を進めようとしているのです。(詳しく説明すると長くなるので省略します)

大まかになりますが上記の内容(情報)で総括しますと、個人的には、短期的に50ドルぐらいで幅10ドル上下、中期的には、景気後退や地政学的リスクの高まりなどで上下30~80ドル、長期的には、大きく下落の見通しを立てています。皆様も自分なりの見通しを立ててみては如何でしょうか?

最後に、為替も大きな影響も与えますし、日本の税制も厄介です。ご存知だとは思いますが、ガソリン税+石油税(環境税)+ガソリン代=に消費税です。二重に税がかかります。来年は増税ですからまだ上がります。厳しい時代です。

 

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