スナック 深夜酒類提供飲食店営業届出 大阪 行政書士ブログ 倒産件数・・・

皆様こんにちは。

まずはこの「ニュース記事」をご覧頂きたいと思います。

「新型コロナウイルス関連の経営破綻がじわじわと広がっている。東京商工リサーチによれば、1000万円以上の負債を抱えて破綻した企業は2月からの累計で584件(負債1000万円未満を含めると613件)にのぼる。単月で最多だった6月(103件)以降はいったん下回ったが、9月、10月になり100件ペースで推移しているという」

続けて「東京商工リサーチ」の記事とデータをご覧ください。

倒産件数3,858件 新型コロナ拡大でも件数が2年ぶり減少、過去30年間で最少

2020年度上半期(4-9月)の全国企業倒産(負債額1,000万円以上)は、件数が3,858件(前年同期比9.3%減)、負債総額は5,991億1,900万円(同0.7%増)だった。
件数は、年度上半期の3,000件台は1990年同期(3,070件)以来、30年ぶり。1991年同期以降の30年間では最少を記録した。5月に新型コロナ感染拡大で裁判所の一部業務が縮小したほか、政府、自治体の緊急避難的な資金繰り支援が奏功、倒産は低水準で推移した。

この両方の記事を比較して如何でしょうか?まさに伝え方・伝わり方によっては印象操作としか言えないような内容の記事です。

「東京商工リサーチ」の記事を読めば、このコロナ禍でも倒産件数は最小であり、幸いにも政府の救済策及び経済対策が功を奏しているということになります(足元のことで今後はわかりませんが)

正確なデータを示さず、前年同月比を伏せて倒産件数だけを誇張する内容の記事にしてしまうと、あたかも倒産が増えて大変だ!政府は何やってるんだ!と、なりかねません。これを印象操作というのではないでしょうか・・。世の中にはこんな記事が溢れています。騙されないようにしましょう。

人と会話をすれば大なり小なり、根拠やデータに基づかない持論や見解に遭遇します。そんな時、少し疑ってみる癖のようなものが必要なのかもしれません。情報過多の社会で生き抜くためにも、真実を見抜くリテラシーを身につけていきましょう。人の受売りばかり話す人間にならないためにも・・。

 

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