風営法 大阪 専門 行政書士ブログ 介護保険料・・・

皆様、こんにちは。

上記のグラフを見てください!以前から介護保険料について恐ろしい値上げや、加入年齢の引き下げなどが行われる可能性についてブログ内で言及してきましたが、いよいよやってきましたね。コロナ禍で厳しい経済状況の最中にしれっと値上げです。

介護保険についての基礎知識は、皆様ご存じだと思われますので省略して話しを進めます。

しかし、こうしてグラフで見ますと恐ろしいですね。介護保険が始まった当初と比べると保険料は倍になっていますし、今後20年先を見ると今の倍になるという見通しです。

グラフではお示ししていませんが、当然、現役世代の保険料負担も増え続け年間11万2,209円21年度(これを労使折半)になっています。

社会保障の問題は一朝一夕に解決することは不可能だと思いますが、公平な負担と給付の観点から、見直すべきところは見直していかなければ大変なことになるのは火を見るよりも明らかです。

消費増税、保険料に年金、様々なモノの値上げ、これに追いつかない賃上げ・・悪循環が広がる日本経済の先行きに不安を持つことで、また消費が伸びない・・少子化になる・・どう考えても明るい見通しを描けませんね。

ここで私の私案を2点、提案してみたいと思います。

① 「高齢者の中でも高額な資産を持っている一定層に、窓口負担の増額を求める」

コロナ禍でも富裕層は確実に資産を増やしています(株高などで)しかし、高齢者は一定の収入が無ければ、保険料の負担はありません。いくら資産があっても、負担がないのです。そこで、資産をしっかりと把握して、一部の富裕層に該当する高齢者には、公平な負担を求めるべきです。日本の金融資産のほとんどは高齢者が持っているのですから。

② 「サービス価格の上昇を政府主導で働きかける」

日本の企業は99%が中小零細企業です。その中でどれだけの企業が独立採算で営業できているのでしょうか?多くは大企業などからの下請け、孫請けで営業していると思われます。しかし、いくら大企業が過去最高益になろうが、株価が最高値を更新しょうが、外注するサービス価格を上昇させず、下請けにコスト増などを負担させていては、一部の株主と大企業内以外にはお金は回りません。例えば、一つの部品を作って100円だとしましょう!それが20年前から同じなのが日本です。これでは利益が出せません。人件費や原材料価格などは上昇しているのに、大企業は適正な価格を支払っていないのです。それが証拠に大企業の内部留保は過去最高でそれを自社株買いに回しています。これでは、金持ちが金持ちにお金を回し、金持ちがさらに金持ちになり格差が広がるばかりです。政府には格差の是正の為にも行動して頂きたいと思います。

今回も色々書きましたが、一人ひとりが何かを考えるきっかけになれば幸いです。

 

大阪で風俗営業・深夜酒類提供飲食店営業を始められる方、何かお困りのことはありませんか?悩む前に、明石 勝 行政書士事務所にご相談下さい。

https://masaruakashi.com/