深夜酒類提供飲食店 大阪 専門 行政書士ブログ 電気料金値上げ・・

 

皆様、こんにちは。

今回も前回に引き続き値上げネタを持ってきました。

「電気料金」これは嫌でも使い支払わなくてはならない、言わば生きていくためのランニングコストと言っても過言ではないでしょう。この電気料金ですが、値上がり続けています。そして、今後10年かけて値上がり続けること間違いありません。

値上げの原因としましては、やはり東日本大震災が契機になったことは間違いありません。その他の細かな要因としましては

① 原発の再稼働が進まない、廃炉などのコスト(ここで重要なことは、原発は停止していてもランニングコストが必要であることです)

② 火力発電などの原材料価格の上昇および円安

③ 再生可能エネルギーの普及(脱炭素社会の実現)

上記の中でも③が今後の電気料金を大きく上昇させることになります。

東日本大震災があり、原発停止で火力発電に大きく依存した中で、再生可能エネルギーの普及も大きな課題になりました。そこで登場した政策が固定価格買取制度です。一定期間同じ価格で買い取り続けるこの政策は、副作用もありますが、再生可能エネルギーの普及のためには必要だったと思います。そして先般、世界中で「脱炭素」を加速度的に進めようとする中、日本も「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」と菅総理が宣言しました。これでますます再生可能エネルギーの普及が進むことが、政府の方針として決定づけられたのです。

こうなると今後、電気料金の値上げは必至です。一番発電コストの高い再生可能エネルギーを固定価格で買い取り続ける(固定価格の金額は低くなってきているが、発電総量は増え続けている)わけですから、電気料金は値上がりして当然です。脱炭素・CO2の削減、地球環境への配慮にはお金がかかると言うことですね。

さらに、電気料金は総括原価方式です。

上記の図のように、コスト増はすべて電気料金として消費者の我々が負担します。ありがたいです(笑)再生可能エネルギーに関しましては、一度、電気料金の明細書を見てみて下さい。「再エネ発電賦課金」と言う名目で詳細が記載されています。

再エネ発電賦課金だけで、2012年度 684円 → 2021年度 10,476円 年間、一般家庭でこれだけの値上げがされています。今後10年で5,000円の値上がりが試算されています(恐らくもっと上がる)ご参考までに。

 

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