飲食店営業許可 大阪 行政書士ブログ 東京2020オリンピック・・

皆様、こんにちは。

いよいよ、東京2020オリンピック開催が迫ってきましたね。ここまで紆余曲折、色々ありましたが、ようやく来週から始まります。

ここまで問題だらけで、かつ、ケチのついたオリンピックは私の記憶の中には存在しません。

確か、当時の都知事・石原慎太郎が東京でオリンピックをやろう!と言い出したのが始まりでした。その時はマスコミを筆頭に世間では冷ややかな反応だったと記憶しています。

しかしその後、東日本大震災が大きく流れを変えたと思います。「復興五輪」などと銘打ち、安倍総理や、石原都政を継承した猪瀬都知事などが熱心に東京への誘致活動を行い、東京2020オリンピック開催が決定しました。この時は今までとは真逆の反応を、全マスコミを筆頭に世の中もしていたことに、とても違和感を持ったことを覚えています。

そして、ここからですよね・・・

エンブレム盗用疑惑・新国立競技場の問題・豊洲移転・・その裏で、猪瀬都知事の5千万円問題での辞任、続いて、舛添都知事の、公私混同、政治とカネの問題で立て続けに辞任、JOC竹田会長も招致を巡る汚職疑惑を受けて辞任・・

まだまだ続きます・・

ここで新型コロナウイルスのパンデミックが発生。1年延期を余儀なくされましたが、結果として緊急事態宣言下の無観客での開催が決定されました。ここまで1年ありましたが、これという対策も講じないまま、ワクチン接種も中途半端で、あまり喜べないオリンピックになってしまったなというのが私の感想です。

この間も、オリンピック組織委員会の森会長が女性蔑視発言で辞任(そもそも何故この人をこの立場にしたのか)最後の最後にもオリンピック会場での酒類提供問題もありました・・呆れましたね・・1万人で大宴会ですか(笑)国民には自粛を要請して、飲食店には時短や酒類の提供を禁止しておいて、オリンピック会場は特別です!とでも言うのでしょうか・・結局、酒類提供は見送りとなりましたが、こんなことを言い出す政治家のセンスの無さにある意味、恐怖を感じますね。

今となっては、「復興五輪」など忘れさられ、「コロナに打ち勝った証」など言える訳もなく、盛り上がり切れないまま東京2020オリンピックが始まります(終わってしまえば金メダルがいくつだの、歓喜の中にここまでの嫌なことは忘れさられ、盛り上がりの中、終わりを迎えるような気がしてなりません。なにせ日本人は忘れることが上手ですから)誰の為、何の為のオリンピックかを、これだけ考えさせられた「オリンピック」は後にも先のもないような気がしてならない、今日この頃です。

 

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