風営法 BAR(バー)大阪 行政書士ブログ コロナウイルスと今後の経済・・

皆様こんにちは。

3月9日は金融マーケットが大荒れになりました。少し落ち着くかと思いきや、OPEC会合での減産議論が決裂したことをきっかけに原油相場は一時31%急落、湾岸戦争以来の大幅安となりました(これは当然の流れで、コロナウイルスの影響で原油需要が減少する中で、減産していたのをやめるのですから、供給過多で価格が下落するわけです)

その余波もあり、世界同時株安、ダウ平均9日の終値は前週末比2013・76ドル(7・79%)安い2万3851・02ドル。下げ幅は過去最大となり、サーキットブレーカーが発動される事態となりました。日本株も先に織り込む形で下落、米国10年債利回りも金利が急低下し、一時0.31%を付け過去最低を大幅に更新した。こうなるとドル安が進み円高、円が急伸するいつものリスク回避の動きとなり、VIX指数(恐怖指数)は62.12まで急上昇した(通常は20を超えると危険を現し始めると言われる)

私もこのようなマーケットの動きを見たのは久しぶりで、リーマンショックの時を思い出してしまいました。しかし、今回のケースとリーマンショックは別物であることをよく整理し、かつ、理解しておくことが重要ではないでしょうか。

ではリーマンショックとの違いですが、まず、コロナウイルスは金融危機ではありません。リーマンショックは金融危機が信用危機にまで発展した最悪のケースで、象徴的になりますがリーマンブラザーズなどの破綻により、まさにアメリカの不動産バブルが弾けた金融危機・信用危機による経済のシュリンクだったのです。そもそも過剰債務により需要を先食いしていましたので、需要が大幅に落ち込み世界同時不況に陥りました。

今回のコロナウイルスは、一時的に経済活動を停滞させてしまうケース(9.11同時多発テロの時と同じと考えてよい)のことであり、需要は先送りされているだけで失われたわけではありません。金融危機でもありませんし、コロナウイルスが落ち着けば人々の不安も無くなり、元の経済環境が戻る・・それどころか、急低下からのV字回復でそれ以上に良い経済環境になる可能性があります。根拠としましては、もしコロナウイルスのパンデミックが無ければ、世界経済は持ち直しの動きがあったからです。世界のPMIも回復傾向でしたし、米中貿易戦争も一時休戦モード、5Gなどで半導体関連にも期待ができる環境でした。さらに、コロナウイルスの拡大により、FRBは緊急利下げを行い、3月の会合でも利下げするのではと推測されます。国際協調の金融緩和に財政出動となれば、景気を押し上げない訳がありません。

最後に、今年はアメリカ大統領選挙の年です。コロナウイルスの問題が無くても景気対策は何らかの形であったでしょうが、コロナウイルスの問題がこれだけ大きくなれば、より一層の景気対策が必要で、昨日、給与税の減税(80兆円規模)をトランプ大統領が打ち出しました。株価も急反発です。アメリカがリセッションの時、現職大統領が再選をした例はありません。トランプ大統領が何もせず敗北するとは思えないのです。

以上、総括すれば、株は今が買いだということです!

半年後にダウが再び最高値更新、トランプが再選すると予想しておきたいと思います(あくまでも投資は自己責任でお願いします)

 

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