会社設立 よくある質問② 会社の印鑑作成のタイミング

今回は、会社の印鑑について説明致します。

まず会社設立で必要になるのは、個人の実印と会社印です。個人の印鑑は、役所に登録しているものです。実印が必要になりますので、登録されていない方は印鑑登録をして下さい。印鑑自体が無い場合は早めに作成し、会社設立の手続き前に手元にあり、かつ印鑑証明書がいつでも用意できるようにしておくことが、ベストだと思います。

問題は会社印です。会社設立にあたり、商号を決め慌てて印鑑を作成する方が多いのですが、一つだけ注意が必要です。「商号が使えるのか確認をして下さい!」

・同住所に類似の商号がある

・公序良俗に反している

・使えない文字を使っている

などは、登記をする際に出来ない、または登記出来るが「著名表示冒用行為」又は「商標権の侵害」などにより、損害賠償請求及び差し止め請求を受ける可能性があります。ですので、しっかりとした類似商号の調査後に作成するのがよいでしょう。せっかく印鑑を作成したのに、作り直しになっては設立費用の無駄になりますので、落ち着いて手続きを進めることをおすすめします。

会社印は通常3本、「代表印・角印・銀行印」を作成しますが、会社設立に必要なのは代表印のみになります。

印鑑のサイズや素材、作成期間などは様々です(個人・会社印を問わず)印鑑屋さんにご相談を。

 

会社設立は事業スタートの第一歩です。良きアドバイザーと共に成長することが大切であると考えます。後悔のない経営をするためにも 明石 勝 行政書士事務所にお任せ下さい。

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